選んだ道を正解にする

人生は選択の連続だと思います。学生時代の自分にとって、その大きな選択のひとつはバスケットボールをやめると決めた瞬間でした。全国や県選抜を経験し、本気でプロを目指していた中で、前十字靭帯の怪我を繰り返しました。全治2年という現実を受け、選手としてのキャリアは終わったと悟ったとき、頭に浮かんだのは「これで自分は終わりだ」という言葉でした。

選手ではなく、はじめてコーチとしてベンチに座った時

でも振り返れば、そこで選んだ道にも意味がありました。プレーヤーではなくコーチや広報としてチームに関わることを選んだことで、仲間を支える喜びを知り、映像やデザインといった新しい挑戦にも出会えました。あの時の選択は間違いではなかったと思えます。

最終出社日

もう一つの大きな選択は、会社員をやめて独立することでした。正直、怖さや不安の方が大きかったです。それでも、自分で選んだ道だからと腹を括りました。失敗すればそれも自分の責任。でも挑戦をやめることの方が自分には耐えられないと感じたからです。

選んだ道が正解かどうかなんて、すぐにはわからない。だけど、自分の行動でその道を「正解」にしていくことはできる。そうやってこれまでの道を意味あるものに変えてきたからこそ、私は今も挑戦を続けています。

そして今は、自分だけでなく、会った人の挑戦や選択を正解にするための活動をしています。誰かの一歩を応援し、その道が「正解」だったと思える瞬間を一緒に作りたい。

だからこれからも、自分が選んだ道を正解にしようと挑戦を続けていきます。

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