最近お話しした人から教えてもらったことで、ドキッとすることがあったので自戒を込めてブログに残しておきます。
自分では気づかないうちに謙虚さをなくしてしまわぬように定期的にチェックしたいものです。
「ちょっとくらい遅れても大丈夫でしょ」という気の緩み。
MTGに少しだけ遅れたとき、「あれ、前までは絶対こういうことしなかったのに」とハッとしました。
「急用ができた」と言えば済むと思い始めたとき、すでに謙虚さは失われています。
友人との約束を“なんとなく”でキャンセルしたあと、妙な虚しさを感じたことがありました。
「お疲れ様です」の声がどこか上の空。
同僚に「元気ないね」と言われたとき、逆に自分の態度に無意識の傲慢さがあったと反省しました。
「自分のほうが正しい」という思考が口に出始めたときは黄色信号。
気づけば、飲み会の場で“批評家”になっている人はいくらでも見てきた。
些細なことでもイラっとしてしまう。
小さなミスに過剰に反応してしまい、自分の器の小ささに後で自己嫌悪する。
「それってさ〜」と遮って、結論を急ぐ自分。
「ちゃんと聞いてもらえなかった」と言われたとき、信頼を失う怖さを実感しました。
「もう大体できるし、調べなくてもいいや」と思った時点で成長は止まる。
かつて得意だった分野で後輩に追い越された瞬間、悔しさよりも「勉強しなかった自分」が恥ずかしい。
“まあいいか”が口ぐせになり、対応が雑に。
返信のスピードが遅くなったことを指摘され、相手の期待を裏切っていたと気づきました。
感情や背景を無視して「それって〇〇だからですよ」と片付ける癖。
ある人の悩みに理詰めで返したとき、相手の目が冷めていく。
「この人といて自分に得があるか?」という視点ばかりで人を見てしまう。
あるとき、純粋に助けたいと思えなくなった自分に違和感を持った。
無意識にマウントを取ろうとする発言が増える。
気づかないうちに、周囲から敬遠される。
言い方がきつくなっても、相手は反論してこない。
それを“力”と勘違いした瞬間、謙虚さは消え失せています。
「いや、でも…」が口癖に。
同僚に「責任転嫁に聞こえるよ」と指摘されたとき、図星で返す言葉がない。
感謝が心の中にあっても、伝えなければないのと同じ。
あるとき、母親に「ありがとうって最近言わなくなったね」と言われて、胸が締め付けられる。
「素心のすすめ」池田繁美 著
これら14の兆候は、どれも小さな変化に過ぎない。
でも、その小さなズレが積み重なることで、気づかないうちに人は「謙虚さ」を手放してしまう。
この記事を書きながら、自分自身が思い当たる節がいくつもあって、正直なところ少し恥ずかしくなった。
でもだからこそ、これを「自戒」として記しておきたいと思います。
読んでくれたあなたが、ふと立ち止まるきっかけになれば嬉しいです。

